ヒデです。
今回は、
「メンズエステにハマりやすい人の3つの特徴」
について書いていきます。
私のクライアントさんを見ていても、この3つの特徴に当てはまっている人ほど、メンズエステに深く依存している傾向にあるなあと、そう思わされます。
ということは、つまり、この3つの特徴が何なのかを認識し、その特徴に重ならないようにあなた自身を変えていけば、自ずと、メンズエステにハマっている自分を変えていける可能性があります。
今からそれについて掘り下げていきますので、ぜひ読んでみてください。
それでは始めていきますね。
メンズエステにハマりやすい人の3つの特徴。
まず結論から書くと、下記がその3つの特徴です。
・定期的に運動する習慣が無い
・没頭できるほどの趣味が無い
・自分や他人のミスを許せない
これらに当てはまる数が多いほど、その人はメンズエステにハマりやすいというのが、私がこれまでにクライアントさんと関わってきて得られた知見です。
人によって、1つだけ当てはまる人もいれば、2つ当てはまる人、3つとも全て当てはまる人など差はあると思いますが、当てはまる数が多いほど、要注意です。
では、なぜこれらの特徴に当てはまるほどメンズエステにハマりやすいのか。
それについて、私なりに考察してみましたので、それを今から書いていこうと思います。
特徴①:定期的に運動する習慣が無い
運動不足な人ほど、メンズエステにハマりやすいです。
とくに会社員の方は、普段が忙しいせいか、運動の習慣が欠如しがちだと思います。
しかし、忙しいからといって運動を怠るとメンズエステにハマりやすくなってしまいますし、そのせいでお金の浪費が増えたりと、良いことは一つもありません。
では、どうして運動の習慣が無い人ほどメンズエステにハマりやすいかというと、これは「脳内物質」に関わりがあると私は見ています。
脳内物質と言っても、その数は数十種類あると言われますが、今回のキーポイントになる脳内物質は、
・ドーパミン
・セロトニン
この2つです。
運動不足の人ほど、ドーパミンやセロトニンといった脳内物質が満足に分泌されなくなってしまい、その結果として、脳がメンズエステのような刺激の強い快楽を求め出します。
まず、「ドーパミン」ですが、これは俗に「報酬系」と呼ばれる脳内物質です。
仕事で目標達成をしたり、志望校に受験合格したり、美味しい食べ物を食べたり、性行為をしたり。
こういった「報酬」が得られるたびに、脳内ではドーパミンが分泌されます。
すると、脳は快感を覚えます。
ドーパミンが分泌されると、脳は「気持ちいい」と感じるんですね。
そして、脳はその快感を記憶しますから、
「またドーパミンを出したい」
「もっとドーパミンを味わいたい」
となります。
つまり、脳はドーパミンを渇望する性質があります。
言ってしまえば、ドーパミンが病みつきな状態になるわけです。
とはいえ、これ自体は別に悪いことではありません。
脳がドーパミンを渇望する(求める)からこそ、
・仕事をもっと頑張ろう
・あの資格を取れるように頑張ろう
という、やる気が生まれるからです。
ざっくり言えば、私たちの脳はドーパミンが欲しいわけですよ。
ドーパミンが欲しいからこそ、仕事を頑張って目標を達成したり、資格を取得したりする努力に対して、やる気を生み出してくれます。
目標達成したり、資格を取得すれば脳はドーパミンをゲットできるわけですから、
「ドーパミンが欲しい・・・。よし、頑張って目標達成するぞ!」
と、意地でも脳は私たちにやる気を与えてくれます。
このように、ドーパミン分泌の目的が、仕事だったり受験だったりといった、健全な方向に向けられている分には全く問題ないんです。
問題ないどころか、ドーパミンというのは生きる上で絶対に欠かせないものです。
とある実験で、ドーパミンを出せないマウスを作ったところ、そのマウスは、目の前にエサが出されても、「エサを食べる意欲」が湧かなくなり、餓死してしまったという研究結果もあるそうです。
つまりドーパミンは、意欲やモチベーションの源泉なので、それが分泌されないとなると、むしろ生死に関わるものなんですね。
だからこそ、生きていく上でドーパミンは欠かせないものですしそのドーパミン分泌の目的が、仕事だったり受験だったりといった、健全な方向に向けられている分には全く問題ないどころか、その人の人生を有意義にさせてくれるブースターにもなりうるのです。
脳がドーパミンを求めるがゆえに、仕事を頑張るモチベーションが生まれたりします。
しかし、これが「メンズエステ」などの過激な消費行動に向かうと、さまざまな問題が生まれます。
メンズエステというものは、間違いなくドーパミンを分泌させます。
しかも、タチが悪いのは、メンズエステに行きさえすれば、何の努力もせずにドーパミン分泌を味わえてしまうところにあります。
メンズエステなんて、2万円や3万円さえ支払えば、誰でも簡単に、その日のうちにドーパミン分泌を味わえてしまいます。
これがいけないんです。
このせいで、人は簡単にメンズエステのような娯楽に流れてしまうんです。
というのは、もしこれが仕事の目標達成だったり、資格取得だったりといった手段でドーパミン分泌を味わおうとすると、
「数週間から数ヶ月に渡る継続的な努力」
をしなければなりません。
場合によっては、もっと長い期間が必要かもしれません。
いずれにせよ、仕事の目標達成や資格取得というのは、1日や2日で達成できるものではありませんよね?
しかし、メンズエステはどうでしょうか?
たしかにお金を払う必要はありますが、お金さえ払ってしまえば、数週間や数ヶ月といった継続的な努力のプロセスを一気にすっ飛ばして、その日のうちに、簡単にドーパミン分泌を味わうことができます。
(手軽に食べられるカップラーメンみたいなものです。だからクセになりやすいんですね・・・)
私も含めて、どんな人間も「楽をしたい」という本能があります。
できることなら、楽にドーパミン分泌を味わいたいんです。
だからこそ、メンズエステは「クセ」になってしまうんですね。
面倒な努力のプロセスを一気にすっ飛ばして、気軽にドーパミンで気持ちよくなれてしまう。
ですから、ある意味、メンズエステはハマりやすくて当然なんです。
「お金で時間を買う」でもないですが、それに近い感覚はあると思います。
メンズエステというものは、お金さえ払えば、面倒な努力や長期間に渡る努力は不要で、その瞬間に気持ちよくなれてしまうわけですからね。
その意味では、これはメンズエステに限らず、アルコール・ギャンブル・タバコなど、あらゆる依存に共通しています。
依存症の本質は、ドーパミンの渇望なんです。
脳がドーパミンを求めるがゆえに、そういった消費行動に突き動かされてしまうのです。
それで、説明が長くなってしまいましたが、何を言いたいかというと、
「ドーパミンを制するものが依存を制する」
ということです。
そしてそのために、「運動」をすることがとても大切なんですね。
なぜなら、運動をすることによって、ドーパミンの分泌が促されることが分かっているからです。
運動といっても、ハードな運動でなくても問題ありません。
20〜30分程度のジョギングや、軽めの筋トレなどでもドーパミンは分泌されます。
そして、普段から運動でドーパミンを分泌させる習慣があると、メンズエステのような過激な消費行動に走らずとも、脳は満足できるようになっていくんです。
だからこそ、
定期的な運動の習慣が無い人 = ドーパミンの分泌が足りていない人
ということでもあり、そういう人は、脳がドーパミン分泌を必要以上に求めることになり、
『またメンズエステに行ってしまった・・・』
ということが起こります。
それを防ぐためにも、運動の習慣が無い人は、できるだけそれを身につけるようにしてみてください。
あと、運動をすることは、実はドーパミンの分泌を促すだけでなく、「セロトニン」の分泌も促します。
セロトニンは、別名「幸せホルモン」とも呼ばれますが、これが分泌されると、穏やかな幸せを感じられます。
セロトニンが不足していると、イライラしがちだったり、その満たされなさから、メンズエステのような過激な消費行動に足が向かいやすくなってしまいます。
しかし、普段からセロトニンを分泌して、穏やかな幸せに満たされるような習慣を持っていれば、メンズエステなんかに行きたいと思う気持ちはなくなっていったりするものです。
普段から自分を満たしてあげることをしないから、メンズエステなどの過度な刺激を求めやすくなってしまうんですね。
そういった観点から、運動というのは、
・ドーパミン
・セロトニン
この2つの脳内物質を分泌させるのに、非常に適した習慣なのです。
もし、あなたが定期的な運動の習慣が無い場合、まずはそこから見直してみると良いかもしれません。
では次です。
特徴②:没頭できるほどの趣味が無い
没頭できるほどに夢中になれる趣味がない人も、メンズエステにハマりやすいと言えます。
没頭できる趣味がないから、手持ち無沙汰の時間が増えてしまい、結果としてその手持ち無沙汰の時間の中にメンズエステ通いが入り込んでしまうのです。
なので、何でも良いですから、没頭できる趣味を持つことです。
趣味に夢中になることができれば、自ずと、メンズエステ通いのような悪習慣が入り込む余地がなくなっていきます。
あなたは、何か趣味をお持ちですか?
あなたの趣味は何ですか?と聞かれて、
『○○○が趣味です!最高に楽しいですよ!』
と、自信を持って即答できるような趣味はありますか?
なければ、ぜひそういう趣味を見つける努力をしてみてください。
メンズエステなんかに行くのがもったいない、と感じてしまうほどの趣味が持てれば、人生そのものも、かなり充実していくはずです。
なお、この件については、下記の記事でも詳しく説明していますので、時間があるときにでも読んでおいてください。
では、3つめの特徴について説明します。
特徴③:自分や他人のミスを許せない
自分や他人のミスを許せない性格の人ほど、メンズエステにハマりやすいというのが、これまでの指導経験から断言できることです。
つまり、良くも悪くも「完璧主義」なんですね。
そういう人は、ついストレスを溜めてしまいがちです。
「こうあるべきだ」
という、自分の中での主義が強すぎて、その主義から外れた言動を取る他人や、主義から外れた言動をうっかり取ってしまった自分が、許せなかったりするわけです。
そして、自分や他人のミスを許せないと、どんどん自分の中にストレスが溜まっていきます。
その溜まったストレスを、”健全に”解消できる方法や習慣を自分なりに身につけている人なら、まだ問題ないのかもしれません。
しかし、普段の仕事が忙しいと、ストレスを解消してあげるためのケアの時間をなかなか持てないなんてことにもなりがちです。
すると、どうなると思いますか?
解消されずに、積もりに積もったストレスは、やがてその”はけ口”を求めます。
人によって、ギャンブルに走ったり、アルコールに走ったり、薬に走ったりと、向かう先はさまざまだと思いますが、いずれにせよ過激な消費行動へ向かいやすくなるわけです。
その向かう先が、たまたまメンズエステだったという人は、やはりメンズエステにハマってしまう確率が高いんですね。
あなたのこれまでを振り返ってみて、どうでしょうか?
普段からストレスを溜めていたりしませんか?
そのストレス解消のひとつの手段としてメンズエステを利用していたりしませんか?
もちろん、ストレスと一言で言っても、就いている仕事の関係で、どうしても避けられないストレスもあると思います。
しかし、それは仕方ないとして、大事なのは、普段のあなた自身の”姿勢”なのです。
姿勢というか、考え方や捉え方の問題ですね。
普段から、自分や他人のミスに、寛大になれているかどうか。
それが、ストレスを溜めやすい人とそうでない人の決定的な違いのひとつだったりします。
そもそも、完璧な人間なんてこの世に誰一人として存在しないんですよ。
どんなに輝いてキラキラして見えるあの人でも、必ず欠点はあります。
差し込む光が強まれば強まるほど、その裏側に出来る”影”や”闇”が濃くなるのと一緒です。
どこからどう見ても完璧な人でも、必ず影や闇の部分があるんです。
この宇宙に存在するありとあらゆる万物の中で、純度100%の完璧なものなんて何一つとして存在しませんからね。
純金だって、実は100%が金で出来ているわけじゃなくて、せいぜい、99.999%程度の純度だと言われています。
100%完璧なものなんて、何一つとしてこの宇宙の中には無いわけです。
たとえば、「空気」なんかは100%が酸素じゃないのは言うまでもなく、酸素は22%程度で、残りは窒素だとか、二酸化炭素で構成されています。
完璧なんてものは、この宇宙のどこにも存在しないのです。
ですから、もちろん完璧な人間など一人もいません。
「宇宙」とか言うと、ずいぶんスケールが大きいというか、胡散臭く聞こえるかもしれませんが
(私は無宗教なので安心してください笑)、
宇宙の中に地球があって、地球の中に日本があって、日本の中に都道府県があって、都道府県の中に市区町村があって、その中に私たちは暮らしているわけです。
つまり、マンションや戸建ての家の中に暮らしているように見えて、私たちは宇宙の中で暮らしていると考えることもできます。
「何の話してんねん?」
と思うかもしれませんが、私が言いたかったのは、もっと視点を上げて、今よりも広い視野で物事を見ると、本質が見えてきたりしますよ、ということでした。
・・・・すみません、ちょっと脱線したので話を戻します。
いずれにせよ、完璧なものなんて一つもないし、もちろん完璧な人間なんて一人もいないんです。
だから、自分や他人のミスなんて、笑い飛ばしてしまうくらいがちょうどいいと思います。
そのくらい寛大になれれば、ストレスも圧倒的に溜まりづらくなるはずですし、そういうスタンスで普段から暮らしていれば、メンズエステなどの過激な消費行動にも徐々に興味が薄れていくはずです。
というわけで、本日は以上になります。
まとめ
メンズエステにハマりやすい人の特徴は、
・定期的に運動する習慣が無い
・没頭できるほどの趣味が無い
・自分や他人のミスを許せない
の3つである。
定期的に運動する習慣が無い
⇒運動不足だとドーパミンやセロトニンが十分に分泌されない
⇒ドーパミンやセロトニンが不足するとメンズエステでそれを満たそうとしがち
⇒結果、メンズエステにのめり込んでいく
没頭できるほどの趣味が無い
⇒趣味が無い人ほど手持ち無沙汰な時間が増える
⇒手持ち無沙汰な時間にメンズエステという悪習慣が入り込む
⇒メンズエステという悪習慣が入り込む余地がないくらいに没頭できる趣味を見つけること
自分や他人のミスを許せない
⇒自分や他人のミスを許せない人は完璧主義
⇒「こうあるべき」というように完璧主義が強いとストレスが溜まる
⇒そのストレスを解消すべくメンズエステなどの過激な消費行動に向かいやすくなる
以上、参考にしていただければ嬉しいです。
ーヒデ