管理人の仲村ヒデキです。
過去の私もそうだったので、あまり偉そうには言えませんが、
「メンズエステに依存している人ほどお金の使い方が下手」
です。
私はたくさんのメンズエステ依存症のクライアントを見てきましたが、そういう人たちのほとんどが、お金の使い方が下手なんですね。
どういうことかというと、「小さな贅沢」を自分にしてあげることが苦手なんです。
小さな贅沢というのは、たとえばですが、
・いつもより少しいいお肉をスーパーで買って家で焼いて食べる
・普段は買わないような少し高いフルーツを買って味わう
・週に1回は高級な入浴剤を使ってゆっくりする
など、そういうイメージです。
「自分へのご褒美」と言い換えることもできます。
メンズエステに依存している人ほど、こういう日々の小さな贅沢(自分へのご褒美)を頑なにケチる傾向にあります。
なぜケチるかというと、その根本には、「そのお金を節約したらメンズエステに行ける」という考えがあるのかもしれません。
たしかに、小さな贅沢を省けば、いくらかのお金は浮くと思います。
しかし、その浮いたお金でメンズエステに行こうものなら、まず確実に、小さな贅沢をする以上に出費がかさみます。
それこそ、いいお肉を買うのも、フルーツを買うのも、高級な入浴剤を週1で使うのも、メンズエステほどお金はかかりません。
メンズエステなんて、1回行っただけで平気で2〜3万円は飛びますよね?
日々の小さな贅沢はこれでもかというくらいにケチるのに、メンズエステには平気で出かけて、ディープリンパや衣装チェンジなどのオプションをフルにつけて2万円も3万円も溶かしているのは、どう考えてもお金の使い方が下手というか、おかしなお金の使い方です。
まず、それを自覚することが重要です。
そしてここからが重要なのですが、小さな贅沢を自分に与えるのを怠るということは、メンズエステのような大きな贅沢(強い刺激)を、渇望しやすくなってしまうということもであります。
小さな贅沢を与えないから、大きな贅沢を強く渇望してしまう。
これは、以下の記事の内容と共通するかもしれませんが。
小さな贅沢を自分へ与える習慣がないと、満たされないことによる物足りなさから、より大きな贅沢を求めてしまうのが人間というものです。
大きな贅沢といっても、何を贅沢とするかは人それぞれだと思いますが、メンズエステのように短時間で強烈な刺激や快楽を味わえる行為に走る人は少なくありません。
というより、小さな贅沢を与えることをせず、自分を満たしてあげていない人ほど、メンズエステに行き始めてしまったが最後、それが止まらなくなっていきます。
空腹の時ほど、食事が美味しく感じられるのと一緒です。
小さな贅沢を与えず、満たされない状態(空腹)が続くと、メンズエステという行為がより魅力的に感じられてしまい、そのせいで人並み以上にハマってしまうのです。
ですから、普段から意識して、小さな贅沢を自分に与える習慣を持つことです。
すでにメンズエステにハマってしまっている人でも、これは効果があります。
小さな贅沢を自分に与えてあげるようになると、徐々にメンズエステへの渇望が和らいでいくことが実感できるはずです。
なぜなら、満たしてあげているからです。
普段から満たしてあげているからこそ、メンズエステのような行為で埋め合わせをしようなどとは思わなくなっていくのです。
つまり、メンズエステに行きたいと思うことが減っていくのです。
「小さな贅沢というけど、お金がもったいない」と思うかもしれませんが、よく考えてください。
メンズエステに行ってしまう方が、よっぽどお金はもったいないです。
そもそも、小さな贅沢で使える金額なんてたかが知れていますよね?
少なくとも、メンズエステほどの金額は絶対にかかりません。
試しに、今週末にでも、スーパーで普段買わないような1500円や2000円くらいの少し良いお肉を買ってきて、家で焼いて味わって食べてみてください。
「2000円でも、こんなに満足できるのか」ということが身に染みて分かるはずです。
そして、そういう体験を繰り返していけば、メンズエステに行って一瞬で2万円も3万円も溶かすことがいかに馬鹿らしいかも気付いてくるはずなんです。
つまり、小さな贅沢をするというのは、「金銭感覚を戻す」ことにもつながるんですね。
メンズエステにハマっている人ほど、お金の使い方が下手だと冒頭に書きましたが、これは要するに「金銭感覚が狂っている」ということでもあります。
メンズエステに2万円も3万円も払わなくても、その金額の10分の1も払えば、本来は十分に満足できるはずなんです。
そういうことを知ってください。
いつもやらないような小さな贅沢に、2000円でも3000円でも払ってみて、それを噛み締めるように味わうんです。
そうすると、「大金を使わなくても満足はできる」という感覚を、徐々に取り戻していけるはずです。
要するに、金銭感覚が戻っていくということです。
メンズエステにすでにハマってしまっている人は、経済的にも少し余裕がなくなっている状態だと思いますが、そういう人ほど、「小さな贅沢をする余裕がない」と考えがちです。
しかし、それは逆です。
小さな贅沢をしてこなかったから、メンズエステのような大きな贅沢にお金を浪費してしまって、その結果として経済的に行き詰まってしまっているんです。
だからこそ、まず先に小さな贅沢をしてしまってください。
お金がもったいないと思うかもしれませんが、その小さな贅沢によって、メンズエステに行く回数を減らせたり、行かずに済むようになるなら、むしろ安いくらいです。
『肉を切らせて骨を断つ』ということわざがありますが、まさにそんなイメージです。
小さな贅沢をすることで肉を切らせておいて(ちょっとした出費をしてしまって)、その代わりにメンズエステに行かなくても済む(メンズエステという悪習慣の骨を断つ)、という状態に持っていくのです。
あなたが、これまでに何度もメンズエステに行ってしまっているのなら、まさか小さな贅沢をする余裕がないなんてことはないはずです。
仮にその余裕が本当にないなら、メンズエステなんかにはとてもじゃないですが行くことなどできないはずだからです。
ですから、まず小さな贅沢を先にしてしまうのです。
そしてその小さな贅沢を、心から噛み締めるように味わうようにしてみてください。
そういう習慣を日常に取り入れることで、メンズエステなんかにお金を使うのが馬鹿らしいと思うようになっていくはずですよ。
以上です。
ーヒデ