メンズエステにハマるのは「趣味」なのか「依存」なのか?

ヒデです。

本日は、

『メンズエステにハマるのは「趣味」なのか「依存」なのか?』

というテーマでお届けしようと思います。

というのも、メンズエステにハマってしまい、毎週のようにメンズエステを利用しては、給料の大半を使い込んでしまう人も少なくないのが実情だったりするのですが、そういった人たちの中でも、

「趣味なんだからこのくらいお金使っても当然」

と考えている人もいれば、

「こんなにお金を使うなんて、自分は依存しているのではないだろうか?」

と不安に思う人もいます。

このように、メンズエステにハマり込んでいる人でも、それを「趣味」と捉える人もいれば、「依存」だと捉える人もいるわけですね。

ただ、私の本音を言わせていただけるなら、

  • 毎週のようにメンズエステに行っていたり、
  • 給料の多くをメンズエステに注ぎ込んでしまっている人

というのは、間違いなく「依存」していると考えるべきです。

しかし、この話をすると、以下のような反論をしてくる人がいます。

『いや、依存じゃなく趣味なんです。たとえば、毎週のように釣りに行って、給料の多くを釣り道具につぎ込む釣り人もいるでしょう? 彼らは釣りが趣味だからそうしていると思うんです。自分もそれと全く同じで、メンズエステが趣味だからそうしているんです。依存なんて言わないでください。僕にとってはメンズエステは趣味の一つです』

と、こういう反論をしてくるわけですね。

たしかに、釣りにハマり込む釣り人がいるように、メンズエステにハマり込む人がいたとしても、「メンズエステはただの趣味」と考える向きもなくはないのかもしれませんが。

でもやはり、それを考慮しても、釣りが趣味なのは分かりますが、メンズエステを趣味というのはちょっと無理があると言いますか、

『メンズエステ通いがやめられない自分を正当化しているだけでは?』

と思ってしまいます。

つまり、

『趣味じゃなくて、ただ依存しているだけでしょ?』

というのが私の正直な意見なのですが、今日はそのあたりについて掘り下げていこうと思っています。

興味があれば読んでみてください。

メンズエステにハマるのは「趣味」なのか「依存」なのか?

まず、「依存」の定義から話します。

依存とは、一般的には、

「分かっちゃいるけどやめられない状態」

と定義されています。

「メンズエステに行くのはお金の無駄と分かっちゃいるけどやめられない」

「メンズエステに行くと財布が厳しくなると分かっちゃいるけどやめられない」

「メンズエステに行っても地雷を引いて後悔する可能性もあるということを分かっちゃいるけどやめられない」

と、こんな感じで「分かっちゃいるけどやめられない」なら、それはもう、依存していると考えるべきです。

趣味じゃなくて、立派な依存です。

ただ、このことをお伝えしても、

「いや、だから趣味なんです。メンズエステは息抜きになりますし、楽しいから行っているだけです。依存じゃないです」

とおっしゃる人もいるのですが、それに対して私は異を唱えたいと思います。

というのは、まず知っていただきたいのは、

「依存症とは”否認の病”である」

という事実です。

つまり、特定の何かに依存している人ほど、それを認めたがらないというわけですね。

『自分がお酒に依存しているわけがない。ただの気晴らしに飲んでるだけだよ』

『私はネットゲームに依存しているわけじゃないんです。暇つぶしに楽しんでるだけですから』

という具合に、依存を認めないからこそ、依存がどんどん深刻になっていくというケースは決して少なくありません。

もちろん、これは決して、この記事を今読んでくださっているあなたが、「メンズエステに依存しています」だとか、そういうことを決めつけるわけでもないですし、そういうことを言いたいわけではありません。

何が言いたいかというと、

「依存症は”否認の病”」

だからこそ、

『自分はもしかしたらメンズエステに依存してしまっているのではないか?』

と考えることが大切になってくるということです。

依存症とは、否認の病である。

自分が本当に依存しているかどうかはさておき、依存というものは、気づかずに放置するほど深刻になっていく病気なので、もし本当に依存してしまっていた場合、それをそのままにしておくことは危険であることは間違いありません。

最初のうちは、「月に2回」だったのが、「月に4回」になり、「月に10回」になり、という感じで、どんどんエスカレートしていく可能性だってあるわけです。

これは過去の私がそうだったのですが、最初は「趣味のつもり」だったんですよね。

私自身、メンズエステに行くのは、趣味のつもりだったのですが、「月に1回」がいつの間にか「月に2回」になり、「月に5回」になり、そして最終的には「月に15回」もメンズエステに行くまでに状況は深刻化していました(笑)。

月に15回もメンズエステに行くとなると、一般的な収入では普通にお金が足りなくなりますから、私の場合は、消費者金融から借金をしたり、支払うべき税金の納付を後回しにしてまで、メンズエステに行くための費用を捻出するようになりました。

もしかしたら、あなたはこの話を聞いて、

『お前、そこまでしてメンズエステに行くなんて、やばくね?』

と私に対して思ったかもしれませんが、これには反論する余地もありません。

誰がどう見ても、「やばい」状況でした。

しかし、自分で「やばい」と思っていながらも、それでも借金したりしてメンズエステに行くことをやめられない状況に陥っていたのですから、それが依存症の怖いところだと思っています。

何が言いたいかというと、やはりどこまでいっても依存症というのは「否認の病」ですから、自分ではなかなか、依存していることに気づけないですし、認めたらがないものだということです。

だからこそ、

「もしかして自分は依存なのだろうか?」

と考える習慣は持っておきたいところです。

本当に依存してしまっている場合、放置するほどにどんどん状況は深刻になっていくからです。

ですから、早い段階で、「依存」しているのかどうなのか、もしくは依存ではなくただの「趣味」に過ぎないのか。

それを判断することがとても重要になってくると思います。

ただの趣味なのか、それとも依存なのかを見極めるポイント。

その上で、あなたが今、仮にメンズエステに頻繁に行ってしまっているとして、それを「趣味」と考えていいのか、それとも「依存」なのかを見極めるポイントに触れたいと思います。

端的に言ってしまえば、下記がその判断ポイントになります。

その行為が客観的に必要である ⇒ 依存ではない(趣味と考えることもできる)

その行為が必要でもないのにハマっている ⇒ 依存している

要するに、それがあなたにとって「必要」なのかどうなのか。

それが依存か趣味かを見極めるポイントです。

客観的に見ても必要なのであれば、依存していないと言えますし、別に必要でもないのにハマっているというのであれば、それは依存だと考えられるわけです。

ただし、この「必要」という言葉がまた厄介であり、そもそも曖昧なんですよね。

たとえば、

『ストレスを解消するために自分にはメンズエステが”必要”なんです!』

と言われてしまえば、なんか必要な気がしなくもないわけです。

とくに、その行為にハマり込んでいる”当事者”ほど、それを頑なに「必要」だと解釈しがちだったりします。

そのため、もっと分かりやすい判断基準をお伝えしたいと思います。

その判断基準とは、

「あなたのお子さんが同じ行為をしたら応援できるかどうか」

です。

今、あなたにお子さんがいらっしゃるのであれば、実際のそのお子さんのことを考えてほしいですし、お子さんがいらっしゃらないのであれば、いると想定して考えてください。

それで、あなたのお子さんが、

「メンズエステはストレス解消の最高の趣味だよ」

なんて言い出して、実際にメンズエステに足繁く通い詰めていたとしたら、あなたはそれを「応援」できますか?

いかがでしょうか?

普通の神経なら、まず応援なんてできないはずです。

そして、応援できないということは、つまりその行為をお子さんに「やめてほしい」ならば、あなたにとってもそれは「控えるべき行為」だということです。

自分の大切な存在の人が、それをやっていて、「やめてほしい」と考えるくらいですから、それは明らかに「控えるべき行為」なわけです。

控えるべき行為だと分かっているのに、それでもやってしまうなら、それは趣味でもなんでもなく、ただの「依存」だと考えるべきです。

いずれにしても、ハマり込んでいる本人は冷静に考えられないとしても、自分のお子さんなどの「大切な人の行動」に置き換えて考えてみると、冷静な視点で考えられるんじゃないでしょうか?

もし、その行為をあなたのお子さんが熱中していたとして、素直に応援できないというのであれば、その行為にハマり込んでいるあなたは、それに「依存」していると考えるべきということです。

それこそ、この記事の冒頭で、「釣り」を引き合いに出したのを覚えていますか?

毎週のように釣りに出かけては、給料の大半を釣り道具に注ぎ込むような人と、メンズエステに毎週のように出かけては給料の大半をメンズエステに注ぎ込む人を冒頭で対比させましたが、今の話で言えば、釣りは趣味でも、メンズエステは趣味にならないのは明らかです。

釣りの場合、たとえばあなたのお子さんが、毎週のように釣りに出かけていて、お小遣いの大半を釣り道具に注ぎ込んでいたとしても、応援できなくもないと思うんですよね。

もちろん、もっと勉強しなさいとか、釣り道具以外にもお小遣いを使いなさいとか、そういうツッコミはあるかもしれませんが、それでも、

『今しかできない経験だし、夢中になれる何かを見つけるのは良いことだ。今のうちにもっとたくさん釣りを楽しみなさい』

と、応援できたりしそうじゃないですか?

だとすれば、あなたが釣りにハマり込んでいたとしても、それは「趣味」なんです。

しかし、メンズエステの場合は、お子さんがハマり込んでいたとして、まず応援はできないですよね?

だとすれば、あなたがメンズエステにハマり込んでいるのは、趣味ではなく「依存」です。

このように、

『大切な人がそれをしていたとして、応援できるかどうか?』

が、趣味か依存かの判断基準になるということです。

応援できるなら趣味ですし、応援できないならそれは依存です。

以上、参考にしてみてほしいと思います。

さて、この話を聞いて、いったいあなたはどう感じましたか?

あなたはメンズエステに依存していそうでしょうか?

それとも、趣味の一環ですか?

どう捉えるかはあなた次第ですが、いずれにしても、

「依存症とは”否認の病”である」

ということは忘れないようにしてください。

依存に気づかないまま、それを放置し続けると、私のように、泥沼にハマりこんで大変なことになってしまうかもしれません(苦笑)。

ただし、今回の話を聞いて、

「やっぱり自分は依存しているかも?どうしよう」

なんて思ったとしてもそこは安心してください。

私が実際に克服できたように、依存症というものは、正しい方法で取り組めば誰にでも克服できるものですから。

じゃあ、克服するために何をするべきかということですが、そのための知識や方法、そしてそれにふさわしい”プログラム”などは、このブログの記事や、私の発行するメールセラピーの方でもご紹介してきているつもりです。

それでは以上になります。

本日もありがとうございました。

ーヒデ